開催期間: 2019年1月12日(土) から 2019年3月21日(木)
歌川広重(1797-1858)の代表作である東海道五拾三次。1834年に出版された「保永堂版」が好評を博したことにより、広重は名所絵師としての地位を築き、20種類以上の東海道シリーズを発表しました。「保永堂版」の約15年後に出版された「丸清版」もそのひとつです。この二つの東海道五拾三次は、同じ宿場を描いているにもかかわらず、構図や色数、登場人物が異なり、出版元の意向や経済状況など、時代の雰囲気が色濃く反映されています。
本展では、宿場ごとに「保永堂版」、「丸清版」、そして大正時代と現在の写真をあわせて展示します。広重の豊かな構想力、彫師、摺師の卓越した技術など、時代を席巻した東海道五拾三次の魅力をお楽しみください。
休館日:1月21日(月)、2月25日(月)、3月18日(月
入館料:一般800円(640円)、学生500円(400円)、シニア720円 高校生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金 シニアは70歳以上 身体障がい者・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を持参の方と付添1名は無料。 ※歌川広重展料金で、《秋田の行事》含む藤田嗣治作品もご覧いただけます。 |